木村 玲欧 (KIMURA, Reo)
兵庫県立大学 環境人間学部・大学院環境人間学研究科 教授
1975年東京都生まれ。早稲田大学卒業、京都大学大学院修了。博士（情報学）（京都大学）。名古屋大学大学院環境学研究科助手・助教等を経て現職。専門は防災心理学、防災教育学、社会調査法。主な研究として、災害時の人間心理・行動、復旧・復興過程、歴史災害教訓、効果的な被災者支援、防災教育・地域防災力向上手法など「安全・安心な社会環境を実現するための心理・行動、社会システム研究」を行っている。
主な委員は、内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員長、内閣府・「防災スペシャリスト養成」企画検討会委員、内閣官房・国土強靱化に資する民間の取組事例の調査業務に関する審査委員、国土交通省・社会資本整備審議会専門委員、関西広域連合・関西広域防災計画策定委員会委員など。『日本歴史災害事典』（吉川弘文館）では、編さん者として100人の理系・文系の専門家による最新研究成果・知見を集積・編集した。著書に、『災害・防災の心理学－教訓を未来につなぐ防災教育の最前線』（北樹出版）、『超巨大地震がやってきた スマトラ沖地震津波に学べ』（時事通信社）、『戦争に隠された「震度7」－1944東南海地震・1945三河地震』（吉川弘文館）、『グループワークのトリセツ』（北樹出版）など多数。
なお、今年度の行政委員等は、こちらを、
この２～３年の一般講演等は、こちらをご覧ください。
主な委員は、内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員長、内閣府・「防災スペシャリスト養成」企画検討会委員、内閣官房・国土強靱化に資する民間の取組事例の調査業務に関する審査委員、国土交通省・社会資本整備審議会専門委員、関西広域連合・関西広域防災計画策定委員会委員など。『日本歴史災害事典』（吉川弘文館）では、編さん者として100人の理系・文系の専門家による最新研究成果・知見を集積・編集した。著書に、『災害・防災の心理学－教訓を未来につなぐ防災教育の最前線』（北樹出版）、『超巨大地震がやってきた スマトラ沖地震津波に学べ』（時事通信社）、『戦争に隠された「震度7」－1944東南海地震・1945三河地震』（吉川弘文館）、『グループワークのトリセツ』（北樹出版）など多数。
なお、今年度の行政委員等は、こちらを、
この２～３年の一般講演等は、こちらをご覧ください。
研究内容
「安全・安心な生活環境を実現するための人間心理・行動、社会システム研究」
具体的には、災害時の人間の心理・行動や社会の変化について実態解明をしたり、過去の災害教訓をもとにした防災リテラシー（防災力・防災基礎力・生きる力）向上のための防災教育・防災訓練のあり方について研究しています。
※防災リテラシー：災害を事前に知り、備え、事後に適切に行動できるような総合的な能力
具体的には、災害時の人間の心理・行動や社会の変化について実態解明をしたり、過去の災害教訓をもとにした防災リテラシー（防災力・防災基礎力・生きる力）向上のための防災教育・防災訓練のあり方について研究しています。
※防災リテラシー：災害を事前に知り、備え、事後に適切に行動できるような総合的な能力
- 実証科学的アプローチによる、質的量的調査手法による人間心理・行動、社会システムの解明
- 社会現象の予測・評価を行うためのモデル構築
- 地域の歴史災害・環境問題における教訓をもとにした、教訓伝達手法・教育手法の研究
- ワークショップなどを通した防災リテラシー向上のためのアクション・リサーチ
大学では「防災心理・教育研究室」というゼミを持っています。
具体的なゼミ活動は、ゼミ生のみなさんが作成・編集しているゼミホームぺージを見てください。
ゼミの日常、活動報告、卒業研究の内容などがまとまっています。
所属学会
略歴
学歴
| 1998. 3 | 早稲田大学 人間科学部人間基礎科学科 卒業 |
| 2000. 3 | 京都大学 大学院情報学研究科 社会情報学専攻 修士課程修了 |
| 2003. 3 | 京都大学 大学院情報学研究科 社会情報学専攻 博士後期課程単位取得退学 |
| 2004. 3 | 京都大学 大学院情報学研究科 社会情報学専攻 博士後期課程修了 |
職歴
| 2003. 4 - 2007. 3 | 名古屋大学 大学院環境学研究科 助手 （名古屋大学 災害対策室 助手） |
| 2007. 4 - 2009. 5 | 名古屋大学 大学院環境学研究科 助教 （名古屋大学 災害対策室 助教） |
| 2009. 6 - 2010. 3 | 富士常葉大学 環境防災学部 准教授 |
| 2010. 4 - 2011. 3 | 富士常葉大学 社会環境学部・大学院環境防災研究科 准教授 |
| 2011. 4 - 2019. 3 | 兵庫県立大学 環境人間学部 准教授 |
| 2011. 4 - 2012. 3 | 姫路工業大学環境人間学部 准教授 |
| 2012. 4 - 2019. 3 | 兵庫県立大学 大学院環境人間学研究科 准教授 |
| 2019. 4 -（現在に至る） | 兵庫県立大学 環境人間学部・大学院環境人間学研究科 教授 LINK |
職歴（兼業等）
| 2023. 4-（現在に至る） | 一般社団法人 ドローン減災士協会 代表理事（2021.4～2023.3 理事） LINK |
| 2014. 3-（現在に至る） | 一般社団法人 防災教育普及協会 理事 LINK |
| 2020. 4 -（現在に至る） | 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 客員研究員 |
| 2014. 4 -（現在に至る） | 名古屋大学大学院環境学研究科 非常勤講師 |
| 2010. 4 - 2013. 3 | JICA 短期派遣専門家（中国地震応急搜救中心） |
| 2015 -2017 | 京都大学非常勤講師 |
| 2017 | 静岡大学非常勤講師 |
| 2017. 4 - 2019. 3 | 放送大学客員准教授 |
| 2019. 9 - 2021. 3 | ひょうご震災記念21世紀研究機構特任研究員 |
資格
賞罰
個人受賞
| 1999.11 | 第１回地域安全学会論文奨励賞 |
| 2020.10 | 第１回兵庫県立大学研究活動教員表彰 優秀研究活動賞 |
| 2021.7 | 第２回兵庫県立大学教育活動教員表彰 優秀教育活動賞 |
| 2023.12 | JDR Award for the Most Contributory Reviewer 2023 JDR: Journal of Disaster Research JPG |
指導教員受賞
| 2014. 10 | TIEMS Best Japanese Student Paper Award 2014 受賞者：Kota TOMOYASU, Reo KIMURA and Haruo HAYASHI TIEMS: The International Emergency Management Society LINK |
共同研究受賞
| 2014. 10 | TIEMS Best International Paper Award 2014 受賞者：ZHOU Bojia, SUN Gang, ZHANG Xiaoyong, XU Jianhua, LAI Junyan, DU Xiaoxia, HOSOKAWA Masafumi, HAYASHI Haruo, KIMURA Reo and SAKURADA Yukihisa TIEMS: The International Emergency Management Society |
代表者受賞
| 2009.2 | 内閣府・防災教育チャレンジプラン優秀賞 受賞団体：名古屋大学災害対策室歴史災害教訓伝達プロジェクト（代表 木村玲欧） |
担当者受賞
| 2007.10 | 新潟県中越沖地震の被災地復旧・復興への貢献 宛先：名古屋大学災害対策室（担当者 木村玲欧） 新潟県知事 泉田裕彦 |
| 2008.7 | 新潟県中越沖地震の被災地復旧・復興への貢献 宛先：名古屋大学災害対策室（担当者 木村玲欧） 新潟県柏崎市長 会田洋 |
| 2012.3 | 東日本大震災の被災地救助・救援・復旧・復興への貢献 宛先：兵庫県立大学環境人間学部（担当者 木村玲欧） 岩手県知事 達増拓也 JPG |