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2025.12.26

JDR Award for the Most Contributory Reviewer 2025

JDR Award for the Most Contributory Reviewer 2025(賞状と盾)

 学術誌 "Journal of Disaster Research (JDR)"より、"the Most Contributory Reviewer 2025"(2025年に最も貢献した査読者)として表彰をしていただきました。一昨年、昨年に続き3回連続でいただくことになりました。大変光栄に思っております。
 2025年もまた、世界は多くの災害に見舞われました。7月には欧州を襲った異常高温の熱波、アメリカテキサス州での大規模洪水、9月には台湾で土砂崩れによる堰止め湖決壊、11月にはフィリピン、インドネシア、タイ、ベトナム、スリランカなど東南アジア各国における台風・豪雨災害など、枚挙にいとまがありません。2023年に国連のグテーレス事務総長が警鐘を鳴らした「地球沸騰化」という言葉通り、まさに天変地異の時代への突入を痛感する一年でした。また3月にはミャンマー、8月にはアフガニスタンでの地震災害、アメリカ、カナダ、韓国では大規模な山林火災が、香港ではマンション火災により、多くの尊い命が失われました。
 日本国内に目を向けても、津波警報が発表されるような海溝型地震、台風・豪雨による記録的大雨・突風、山林火災・住宅密集地による大規模火災が発生しました。さらに、インフラ老朽化による道路陥没や、ランサムウェア等のサイバー攻撃による事業停止、過去最多のクマ被害、地政学リスクの緊迫化など、自然災害と社会リスクが連鎖する「複合危機」の様相を呈しています。
 こうした時代であるからこそ、災害・防災・危機管理を包括的に扱う国際誌であるJDRの社会的意義は、ますます高まっていると確信しております。査読を通じて世界各地の多様な知見に触れることは、私自身の研鑽の場でもあります。微力ながら、それらの研究成果をJDRから世界へ発信する一助となれたことを誇りに思います。JDRのますますのご発展を祈念するとともに、今後もその活動に貢献できるよう努めてまいる所存です。この度は、素晴らしい賞をありがとうございました。
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